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イ族(サニ)大三味線踊り

著者: ソース: 更新:2019-04-28

「笛と三味線の音が聞こえると、誰でも足が痒くなる」。イ族の「大三味線」には強烈な感化力が秘めている。「たいまつ祭」になると、人々はたき火を起こし、たいまつを焚き、たき火を囲んで「大三味線」を弾き、思う存分に歌い踊りる。大三味線踊りは、男の弾く大・中・小各式の三味線と高・中・低それぞれの竹笛の音色の伴奏に合わせて、踊りはずっと跳躍の状態を保ち、両腕は左右に揺れ動き、リズムに乗って手拍子をする同時に、足を変えて三歩跳ね、空中で両足を突っ張り、五拍子で構成されるこの「三歩弦」が「たいまつ祭」の時にサニ人と阿細人の特有の自分らで楽しむ舞踊である

大三味線踊りの歴史的淵源に関する文字的記録はなく、伝播地域や踊りの形式から見れば、大三味線踊りはイ族サニ人と阿細人の相互交流の産物であることが分かる。石林イ族自治県は弥勒県と地理的に繋がっており、石林のサニ人と弥勒の阿細人は実の兄弟のように、長期にわたる共同労働や生活においてお互いの文化と歌舞芸術を学び合う中で、独特な踊りのシステムが形成され、そして今に至って発展してきた。

石林イ族サニ大三味線踊りは自分らで楽しむ集団的な踊りであり、生産・生活と喜びの気持ちを表現している。リズムは5/4拍子で、男性は大三味線を背負い、笛の伴奏に合わせて、弾きながら踊る。女性は大三味線の伴奏に合わせて、素手で踊ったり、手拍子しながら踊ったりする。男女が向かい合い、列を作ってもいいし、輪を作ってもいい。人数が少ない場合は何人かの人が集まり、多い場合は何百という人が集まる。大三味線踊りはリズムが明るく、豪快で力強く、今は舞台パフォーマンスの演目にもなっている。

大三味線踊りは石林県圭山郷、維則郷、畝竹箐郷、北大村郷などのイ族サニ人村では非常に流行っており、広範な大衆基礎がある。大三味線踊りは芸術性と観賞性を備え、民族風格と地方特徴が際立ち、影響力も大きい。現在、イ族大三味線踊りは「国家級無形文化遺産保護リスト」に登録されている。

大三味線踊り

大三味線踊り

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