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火草衣

著者: ソース: 更新:2019-04-28

『南詔通記』には「火草布。三、四寸の草葉が地面に生える。葉の裏に綿があり、その一端を取って糸を抽出し、布を織り、幅は七寸ぐらい。火起こしに使えるため、昔は火草と称される」という記載がある。

火草、又の名は火絨草で、昔は木の摩擦を利用した火起こしに使われた引火物であり、石林の山間部に生える野生の草本植物である。

火草(写真はネットから転用)

サニ人は火草の葉柄の部分から柔らかくて白い繊維のような綿毛を手でちぎり、糸にして、麻を織る機械で火草布を織り、また火草衣服を作り、全部で二十余りの工程が必要である。

糸を紡ぐ

布を織る

火草衣は白くてやや黄色で、柔軟で着心地がよく、通気保温で、冬は暖かくて夏は涼しく、長持ちで丈夫である。

火草布

火草が小さいので、一着の上着を作るための火草を採集するには、苦労しなければならない。ひいては何代もの人々の共同作業が必要なため、サニ人は火草衣を珍品として代々受け継がれている。

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