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サニ服飾

著者:王麗梅 ソース:『休日旅行』 更新:2019-04-28

イ族サニ服飾の図案は生き生きとしていて、工芸が優れていて独特である。服は精巧で美しい芸術品である。

青年男子は前おくみが中央あわせになっている長袖の上着、外は麻の短い単衣ひとえの上着を着る。下は股下の深いズボンを穿き、腰には青または赤の布製のベルトを締める。

女性の髪飾りは半円形で、空の虹のように、赤、緑、青、紫、黄、青、白の7色のシルクで作られ、外の縁に銀の玉(サニ語で「カシマ」)が嵌め込まれ、長い髪の毛がターバンに包まれている。未婚の少女は色とりどりのターバンの左右両側にそれぞれ蝶々の飾りを挿す。既婚者は蝶々の飾りを外し、一つは所蔵し、もう一つは頭の上に置き、ターバンの銀の玉とビーズも付けなくなる。

サニの子供は虎の頭がデザインされたビロード帽子を頭にかぶる。帽子の正面に虎又は獅子の形をしている銀の玉が嵌め込まれ、両耳の部分に小さな銀鈴の二束が飾られている。首に銀の輪状の首飾りをつけ、胸に銀の鎖や銀のタッセルをかける。

サニ人が市場へ出かける時或は友達を訪ねる時に、自分で縫った色とりどりのバックを肩にかける。女性用バックの両側に毛糸の吊るし飾りと銀鈴が飾られている。歩くと、銀鈴の吊るし飾りが揺れ、ちんちんと音を立てる。

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